この地域には現在、r209, r210 に計 3 個の県入りヘキサが存在しており、
上の地図の青いピンで示された場所にある。
一方で、灰色のピンを数えると、こちらは計 4 個ある。
つまり藤枝市地域では、県入りヘキサが一番多かったときと比べて、少なくとも半分以上減っていることになる。
半分以上も県入りヘキサが減っている地域は、静岡県内では藤枝市地域のみである。
なぜここまで大きく減少しているのだろうか?
他地域の県入りヘキサの説明でも後述するが、県入りヘキサが新しい標識に交換されるタイミングとしてありがちなのが、
大きく視認性が落ちるほど塗装が剥げてしまったときである。
ところが、ストリートビューで見た限りではあるが、藤枝市内で更新された県入りヘキサは
いずれもそこまで標識の状態は悪くなかったのでは?と感じられるのである。
次の画像は、ストリートビューから拝借してきた、藤枝市内の更新される前の県入りヘキサである
(クリックで、ストリートビューのページに飛ぶ)。
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多少色落ちしている箇所も見られるが、標識の内容は運転中でも問題なく視認できるくらいには良好な状態だったと考えられる。
にもかかわらず、上記の四つのヘキサは既に更新されてしまっている。
この、ヘキサの更新のタイミングについて他地域と比較すると、
他地域においては、上記の四つのヘキサよりも状態が悪いのに現在も交換されないで残存しているケースがしばしば見られる。
そう考えると、藤枝市は他地域と比べてヘキサの交換に対して積極的なのかもしれない、と考えられる。
なお、現在藤枝市に残っている県入りヘキサは以下の三つである:
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見ての通り、多少汚れが付いている程度で、今のところ状態は良好である。
とはいえ、実は残りあまり長くはない運命である可能性が濃厚なので、
標識をこの目で見たいという方は早めに巡回することを推奨する。
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